逆風(2010/9/20):知床エクスペディション

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知床半島は北海道の東の果て、オホーツク海に着き出した山脈だ。羅臼岳の1660mを筆頭に、北海道としては高い山が海の上にそびえている。
その独特の地形から天候は厳しく、知床連山を越えて吹き下ろす南風がまるでふいごのように収束し一つの湾へ強い風をもたらす。それがルシャ湾だ。

山脈から吹き下ろす風が雲を呼ぶ。そして吹き始める逆風。途中、昼食休憩はあったもののその後3時間ほど漕ぎ続ける。

漕いでも漕いでも進まないような気分になるけれど、ガイドスタッフの乗るタンデム艇が僕の艇の前に付き、風よけになってくれる。

カヤックの旅は人生に似ている。
どんなに辛い状況でも、道に倒れても、歩いていれば前へ進む。天気が悪ければ立ち止まり、ぼーっと海を眺めていればいい。
そして時には誰かが助けてくれる。

まだ、進めるさ。

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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