コンタクトインプロと「嫌われる勇気」

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コンタクト・インプロヴィゼーションは、人とのコンタクト(接触、関係性)を基本に、ともに踊りを紡ぎだしてゆくダンスだ。言葉を使わず、接触している部分の力や意志、重さなどから即興で創りだしてゆく。地味な展開もあれば相手をリフトする派手な動きも生まれることもある。筋書きなどないので、次に一体どうなるのかわからない。

CIJam

先日読んだ、「嫌われる勇気」という本にこんなフレーズがあった。

人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を見ることで自らに免罪符を与えようとしている。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。
via 嫌われる勇気(岸見 一郎・古賀 史健 著)

僕らはついつい未来の不安や過去の後悔に囚われて、今この瞬間のことを疎かにしがちだ。昨夜コンタクトインプロに参加しながら、このことを僕は思い出していた。

『ああ、さっきの動きはこうすればよかった』なんて思っていたら「いま、ここ」の動きがおろそかになり『こういう展開にしよう』とストーリーを作ってしまうと相手のことを無視したり、音楽を無視してしまう。

作品では人生のことについて語っているのだけれど、ダンスもまた同じことではないかと思うのだ。

目標など、なくてもいいのです。「いま、ここ」を真剣に生きること、それ自体がダンスなのです。(中略)人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。

ダンスというと運動神経がいい、選ばれた人しかできないと思いがちだけれどコンタクトのようなものは誰もが参加でき、楽しむことができる。
人生もまた同じことだと思う。

※画像はWikipediaより。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見 一郎 古賀 史健

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Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
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