インチョン空港 2014/3/11

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就航したばかりのバニラエア 成田ー韓国インチョン便は、僕と同じように就航開始セールでチケットを購入したとおもわれる若い人たちが多く、空席も少ない。
昨年までエアアジアジャパンとして利用されていた機体はすっかり白と黄色と水色の、パステル系の塗装になり、キャビンアテンダントもエアアジアの真っ赤な制服と、これでもかというコッテリ化粧は姿を消し、いたって地味な普通の日本仕様になった。vanilla air

エアアジアジャパン時代も10回くらい搭乗したけれど、トークショーをはじめるキャビンアテンダント、口喧嘩をはじめる乗客に遭遇するなど値段なりのハプニングの多さが楽しかった。

バニラになって日本らしいクオリティの高さを見せていただいたけれど、なにか物足りない。あとは企業的にはいつ頃採算がとれるのかが気になる(日本のLCCはピーチ以外は赤字)。

Incheon

はじめての韓国・インチョン空港はさすが新しいだけに綺麗で機能的に見える。綺麗すぎるほどだ。搭乗ターミナルとチェックインカウンターのある棟は地下モノレールでつながっていて、セキュリティ的にも高そう。

もともと浅瀬であったこの地域の島沿岸を埋め立てて空港にしたそうで、ソウル市内へとつながる電車の窓からは美しい干潟の風景を眺めることができる。反対側の窓から外を見ると、宅地の造成をたくさんしているのだけれどせっかくの美しい景色が削り取られてゆく様子を覗き見しちゃったようで残念だ。
インチョン空港近くの浅瀬
インチョン空港も「やりすぎた」感があり、24時間オープンのハブ空港を目指しているが夜間のフライトは皆無で、実質的には韓国内の航空会社のメイン空港となっている。また空港のある仁川広域市は莫大な負債をかかえ、インチョン空港自体も黒字化の目処が立たず転売先を探し続けている。

経済的な面でみれば、国の玄関口のカッコウをつけるのは必要なことであるし、投資に見合ったリターンが得られるならそれは許されるのかもしれない。

けれど
「全人類が皆先進国レベルの、マイホームを持ち、マイカーを持ち、家電とスマホetcを持とうとすると、地球の資源では追いつかずに地球3個分が必要となる」
というフレーズをこのような都市に訪れるたびによぎることもまた事実だ。

そんな社会システムに人間は翻弄されてゆくのかなぁ、何やっているのだろう、とこれからの自らの暮らしのあり方を問うのだった。

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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