春の音、オオジシギ

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北海道の桜の開花はちょうどゴールデンウィークの頃なのだけれど、本州と違って桜の代名詞とも言えるソメイヨシノはあまり見ることはできず、エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)が最初に咲いてくる。

少し落ち着いた、地味目の色合いであるし花の密集度が低いせいかインパクトが弱い。自然豊かな北海道ではあるけれど、桜よりも他の動植物に春のおとずれを感じるような気がする。
エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)
ソメイヨシノは園芸品種なので「自然」なものではないのですが、ネ(自然という言葉の定義が難しいところです)

僕の地元であるニセコでは雪解けとともにフキノトウが「待ってました!」とばかりに顔を出し、川辺の柳が毛虫のような芽吹きをし、カタクリやエゾエンゴサク、アズマイチゲあたりが色鮮やかに地面を彩る。スプリングエフェメラルの花々が密集して咲く姿は美しく、実家の裏山にももう少しすれば絨毯のようにそれらの花が広がる。

僕としては春を一番感じるのは「ずびゃーくずびゃーくずばばばばばー」という音を立てて空をつんざくオオジシギ(鳥)で、彼らがはるかオーストラリアから渡ってきたのに気づくと無事に一年が経ったのだなぁと思う。
オオジシギ(Wikipediaより)
夜はまだ一桁の気温なのだけれど澄んだ星空のなか、今夜もオオジシギが飛び回っていた。

ああ、春だ、寒いけど。

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
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