蝦夷富士が見える小学校

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僕が中学生のころ、羊蹄山の麓にある中学校ではこの山をぐるっと一周、約40キロを歩いて回る耐久遠足というイベントがあった。

倶知安町の町外れから早朝にスタートするのだけれど、運動部など体力のある子はずっと走って午前中にゴールすることもあった。今でこそアスリートのようなことをやっている僕は当時は帰宅部だったので走るなんてとんでもなく、ずーっと歩いて行った。その間ずっと山を左手に眺めていた。

先日、夏山へ向けてのトレーニングで自転車で麓を20キロほど走った。
中学高校の6年間、ずっと眺めていたはずなのだけれど、こんな形にも見えるんだ、とハッとした。

この場所はかつて巽小学校があったところ。
今は門柱しか残っていないけれど、当時も同じように山が見えていたのだろう。

旅人をしていると色々な知らないものを見る楽しみはあるのだけれど、本当に大事なことは今まで近くにあって見えていなかったものを違う角度で見えるようになる、そんなことなのかも知れない。

※羊蹄山は日本百名山(深田久弥による百名山)の一つにも選ばれていて、全国各地にある郷土富士の中でもその形の良さが抜きん出ている。標高は1898mと富士山に比較すると高くはないのだけれど、高山植物に恵まれ、また冬は世界でもトップクラスの雪の良さから愛されている。

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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