戦争と原発 – 映画「シロウオ」

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映画シロウオ

戦時中の教師は生徒たちに「国のために尽くせ、鬼畜米英、敵を殺せ、天皇陛下万歳」といったことを本気で伝えていた。

90歳をとうに過ぎた和歌山県の元教師、元「原発に反対する女の会」代表の鈴木さんは当時を振り返る。
穏やかな笑顔と語り口で自らの罪を語る姿は胸に迫る。彼女は戦後、素知らぬ顔をして教壇に立つことが本当に辛かったという。


人間は弱い。不安にかられれば焦り、ずるい人の策に容易に乗ってしまう。村八分にされたくない恐怖、恥の文化。特に日本人は場の空気に読んで、流れを察して生きてきた民族だからそのような時代の流れに乗りやすい。嘘耐性が低いので、近頃では韓国や中国人と話したこともない人が嫌韓の流れに乗ったりしている(概して自分の不幸の八つ当たり的な方が多いようだが)。

戦時中の国の嘘と、原発絡みの嘘は根が同じだからお上を信じちゃダメ、眉唾で聴かなきゃダメだと。
戦時中の大きな悔いを、和歌山県日高町の原発反対運動に費やし、計画中止を実現した鈴木さんはそう語る。

映画「シロウオ~原発計画を断念させた町」映画ホームページ 
http://www.kasako.com/eiga1.html

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
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