山小屋の暮らし-北アルプス焼岳にて

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日本アルプスの玄関口上高地。
中部山岳国立公園に属し、穂高や槍ヶ岳、涸沢などをめざす登山客に加え、上高地周辺の自然散策の日帰り客も多数訪れる。

僕が働いている山小屋は上高地から一番手軽に登れる、北アルプス唯一の活火山 焼岳(標高2,455m)の2090m地点にある。
このエリアの山小屋としては最も小規模で収容人数は30人を超えるときつくなる。他の山小屋では当然のように行われるヘリによる荷揚げはシーズン始めにあるのみで、食材の類いはスタッフが麓から背負ってあがるボッカ(歩荷)による。
焼岳から穂高岳
コースタイムで2時間半ほどの登りを25kg〜30kgほどを背負う。登山道には高さ20mほどの垂直のハシゴを使う場所もあり楽ではない。うっかりバランスを崩せば一人では動けなくなることも目の前にある現実。

山で働くのは、街の仕事に比べると、拘束時間に対して給料もよくないし、肉体的にもきつい。集団生活が苦手な人には一人になる時間がとりにくい小屋もある。けれど考え方によっては家賃も食費も光熱費もかかることなしに暮らせ、空気が綺麗なところで過ごせ、他のスタッフとも家族以上に長い時間を過ごすので深いところで繋がりができる。

ほぼすべての動植物は自分の住みやすい環境を選び、生きているという。自分の住みよいところに住むのがいい。

※写真は焼岳から穂高岳を写したもの

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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