バンコク市内路線バスに乗る – 消え行くアジアの風景

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バンコク市内はバスで移動すると非常に安く済む上にアジアっぽい旅を味わえる。そして一般のタイ人と同じ風景が見ることができるのもいい。

着くかどうかはわからない

bus in bangkok

バンコクの市内バスはほぼ車掌さんが同乗している。
行き先を告げ、7バーツ払い切手のような乗車券をもらう。車掌さんは英語が通じる人も言えればまったく通じない人もいる。親切な人と愛想のない人の差は極端で、どちらに当たるかは半々の確率だ。

電光掲示板による次の停留所の案内などなく、たまに運転手が「★■△◯ーー」と告げることもあるけどよくわからない。

25番のバスはバンコク中央駅(ファランポーン駅)からカオサン通り方面にゆくそうだ。

日本だと昭和50年代のようなオンボロのバスにはエアコンはもちろんなく、窓が開けっ放しになっている。

バンコクバス運転席

運転席は床にパイプ椅子のようなものを据え付けただけの簡単なものだ。

車掌がハズレだと降りる場所がわからず、終点まで行ってしまう。ぼくの発音が悪く、通じていないこともしばしばだが。

バンコク路線バスの車窓から

カオサンからファランポーン駅に向かうには53番のバスに乗る。
この時は運転手さんが親切で、英語は通じないけれど駅にゆきたいということはわかってくれる。

バスから

車窓から

先頭の座席が空き、勧めてくれ車窓からの風景をのんびり眺める。
繁華街では屋台の準備をしている人の群れ。

こぶりなパイナップルを山積みし、一人がヘタの部分をナタで刈り取り、他の二人で実を切り分け、気軽に食べられる量で袋詰にしてゆく。

トゥクトゥク

観光客向けのトゥクトゥクも相変わらず多い。
三輪だからバランスが悪く、事故も多いそうで地元民は絶対に乗らない。

屋台のおばちゃん

おばちゃんが車道の端を屋台を押して歩く。
対向車線も詰まっているしバス運転手は邪魔くさそうだけれどそれも日常の風景だ。

駅前の路上生活者たち

bangkok station

ファランポーン駅。
バスの運転手や隣席のおじいちゃんが丁寧にここだよ、と教えてくれ駅に降り立つ。この駅は大都市に残された数少ないアジアを感じさせる場所だ。

案内所横には到着予定表があり、ほとんどすべての便が30分〜1時間遅延と表示がある。遅れるのが普通のことだ。

駅前には小奇麗な女子学生二人が一眼レフを持って風景を写している。ロータリの電柱によりかかり、ボロボロの服装をした老人が暑い日差しの中、居眠りをしている。彼女たちはそれを撮影していた。

homeless

皮肉なほどにそれは現在のアジアの風景に思えた。


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Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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