コレはイイ!スマート電力メーター先進国インドネシア

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インドネシア・バリ島は電気のスマートメーターが普及している。

スマートメーターは、毎月の検針業務の自動化やHEMS※等を通じた電気使用状況の見える化を可能にする電力量計です。スマートメーターの導入により、電気料金メニューの多様化や社会全体の省エネ化への寄与、電力供給における将来的な設備投資の抑制等が期待されており、当社サービス区域全てのお客さまへの設置を予定しています。
東京電力「スマートメーターとは」

バリ島と首都ジャカルタのあるジャワ島で2010年より設置がはじまったらしい。

スマートメーター?ナニソレ?旨いの?

2010年に米アイトロン社のスマートメーターをインドネシア国営電力会社(PT Perusahaan Listrik Negara、PLN)が導入したのがすべての始まり。
実際の使い方としては

電力支払いを取り扱っているお店にゆく
      ↓
金額を指定して支払う(Pulsa またはTop-upと表現する)
      ↓
番号をもらう(メモ書きw)
      ↓
メーターについているキーパッドに番号を入力
      ↓
メーターにクレジットがチャージされる

となる。

インドネシアバリ島電力スマートメーター
番号を打ち込むことで有効になることからメーター自体は何かしらの通信端末を内蔵していて電力会社と通信しているものと思われる。
メーターのクレジットが少なくなるとウルトラマンのカラータイマーよろしくピーピー音がなるので突然電気が切れるということもあまりない。

電力会社的には日本のようなポストペイ(後払い)ではないので、

  • 料金の取り損ねがない
  • 各家庭の消費電力をリアルタイムで監視できるので需給関係を把握できる(通信をしているので)
  • 結果として効率的な設備投資ができる

あたりがメリットだろう。

また東京電力のページに書かれたスマートメーターのメリットは

<機能1>ご使用量を30分ごとに計測
・従来は月1回の検針により1か月間の総使用量を計測していましたが、スマートメーターは日々30分ごとに使用量を計測します。
・30分ごとの使用量データを活用し、より詳細な電力使用量の見える化や、お客さまの電気の使い方に応じた多様な料金メニューをご用意することが可能となります。 スマートメーター導入イメージ
<機能2>通信機能を搭載
・従来は検針員による目視検針が必要であり、現地の状況によっては、お客さまに検針の立ち合いをお願いしていましたが、スマートメーターの設置により遠隔での自動検針が可能となります。 スマートメーター導入イメージ
<機能3>宅内向け通信機能を搭載
・スマートメーターで計測したご使用量をリアルタイムで宅内端末(HEMS等)へ送信することができます。その情報を活用することで、電気のご使用が多い時間帯などを把握し、より効果的な省エネを行うことができます。

日本でも普及するの?

東京電力のサイトによると

スマートメーターは、平成26年度から平成32年度までの7年間で、当社サービス区域全てのお客さまへ設置できるよう検討を進めています。
平成26年4月から通信機能に関する技術検証を目的に、東京都小平市の一部地域で1000台程度の設置を開始し、平成26年7月からは東京都全域、平成26年度後半からは当社サービス区域全域において、従来のメーターの検定有効期間※満了の定期的な取替や新築等における新たな電気のご使用の申込みに合わせた設置を実施しています。
なお、スマートメーターを活用した様々なサービス(自動検針や詳細な電力使用量の見える化等)は平成27年7月から本格的に開始し、将来的にはお客さまの早期設置のご要望にも対応していく予定です。

ということでまだまだ普及は先である。

インドネシアとは電力の普及率が比較にならないのでなかなか時間がかかるようだ。日本の場合はポストペイが普通なのでインドネシア式になることはないだろう。

しかし途上国だからこそできる柔軟な社会インフラのルール変更がちょっとうらやましかったりもする。

参考:
米アイトロン、インドネシアでスマート決済メーター80万台を供給
東京電力「スマートメーターとは」

東京多摩地区で4月からスマートメーター稼働

文章を書き終わったところで昨日リリースされた東京でのスマート関連ニュースを発見したorz
ITmedia「スマートジャパン」:スマートメーターの管理システムが稼働、東京電力が顧客サービスを開始
記事中に書かれた(当初の)メリットとして

利用者が住居を引っ越す場合に、検針に立ち会わずに移行処理が完了する。もう1つは停電が発生した場合に、スマートメーターの通電状況を東京電力が遠隔から確認して早く復旧させることが可能になる。

とのこと。

スマートメーターの各地での普及スケジュールも掲載されていた。

スマートメーターサービス開始予定(2014年3月時点)。出典:資源エネルギー庁

スマートメーターサービス開始予定(2014年3月時点)。出典:資源エネルギー庁

興味を持ってしまったのでこのへんの本を読んでみようかな。

コテコテの北海道人の私としては、
「仮にプリペイド式になって真冬の猛吹雪時にメーターがピーピー言い出して数十キロも離れた店まで命がけで電気代を払いにゆく」
という絵を想像してしまいました。日本の自然は厳しいから無理だな。

ちなみに

ちなみに友人宅のスマートメーター横にはこんな巨大なクワズイモが育っている。でけーよ!(´・ω・`)

クワズイモバリ島

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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