クリエイティブは未知への冒険

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インプロビゼーション(即興)というダンスがある。
その名の通り、事前に振付や音楽も決めず、その場の雰囲気や他のダンサー、太陽の光、空気、そんなものを感じて踊りへと、リアルタイムで変化しつづける。

「事前の準備なし」と書くととても難しそうだが、ぼくらは普段誰でもインプロビゼーションをしている。例えば会話。

誰かと会話をするとき、たとえ自分が話すことを決めていたとしても相手がどのような反応を返してくるかは事前にわからない。相手の反応を見て、そこから適切な次の言葉をつなげる。ごく当たり前の作業だ。

たぶん人生もインプロビゼーションで、さまざまな人と出会い、お互いに影響を与えながら変化し続ける。

いい影響のこともあれば悪い影響のこともあるかも知れない(そもそも何がいいか悪いかはわからないが)。

音はいつ音楽になるのでしょう?
形や色はいつ美術になるのでしょう?
言葉はどこから文学になるのでしょう?
訓練はどこから教育となるのでしょう?
どうすれば、ほんとうの自分の声で話したり歌ったり、
書いたり描いたりできるようになるのでしょうか?
フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィゼーションより引用

昨冬4ヶ月ほど海外を旅した。
香港、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、スリランカ。
そこで見たものは、多くの土地が画一化していっている風景だった。

バリ島には近代的なショッピングモールができ、マレーシアのショッピングモールには白人モデルのアパレル広告が掲げられ、タイ人女子は金髪白人にあこがれていた。

内戦が終わったばかりのスリランカも、続々と海外資本が入り、発展と言う名の画一化を感じた。

鉄道の支点終点

その土地々々で色々な出会いもし、楽しくもあったけれど、ある部分では退屈だった。もっと誰もいない、地の果てへ冒険したい。そんな欲求を満たすようなところへはゆけなかった。

この夏、ふとしたきっかけからダンサーに復帰した。考えてみるとクリエイティブという分野はまだ誰もたどり着いていない未知の土地への冒険や探索にもなりうるのだ。

それなりにウケやすいものを組み合わせてそれっぽいものを作ることはたやすい。けれどそれを頑なに拒否して、そうではない未知への旅をする

高い山に登る必要も、世界の果てへ旅する必要もない。

探検する場所は手元にあった。

凍てつく海でサーフィンをする喜び @TED

こちらもごらんください。私の中ではつながっています。

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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