ソニーα7ii 星空タイムラプス撮影オススメ機材

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 α7iiを持って、ニュージーランドで星空を撮影してきた。
今回星空タイムラプスを撮影するのに利用した機材と、それによりわかった改善案を紹介する。

 今回の旅で決めていたことは

  • 車を借りず、ザック一つで持ち運ぶ
  • 登山装備(雪が降ることも想定)
  • できるだけテント泊
  • α7iiを持って写真撮影頑張るぜ
  • 目的地は決めない(Mt.cookは除く)

あたりである。登山装備とテントとカメラだけで計算しても8kgは下らない。
そのためカメラ装備も削りに削った。

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2016.4 in NZの撮影機材

Sony α7ii + FE 28-70mm F3.5-5.6

α7系のスタンダード機α7iiのキットレンズセットである。日常使いには便利なレンズで旅で気軽にスナップを撮影するには十分。

星空写真ではこのようになる

α7iiキットレンズでの撮影。ISO6400/20sec/f3.5

α7iiキットレンズでの撮影。
ISO6400/20sec/f3.5

Sigma 50mm/f2.8 macro / Canon FDマウント用オールドレンズ

とても古いレンズだがマクロ撮影に強く、明るく軽量。
フィルム用レンズなので逆光などには弱いし、完全にマニュアル撮影。
星空用ではないが、前述キットレンズより明るく、花の撮影にも使えるので持って行った。

シグマ50mm単焦点(Canon FDマウント)+α7ii

シグマ50mm単焦点(Canon FDマウント)+α7ii
ISO6400/20sec/f2.8

これらで撮影した動画を編集したのがこちらである。

マンフロットミニ三脚 Pixi

 今回の旅では重量の都合、三脚をもってゆくことは断念した。

 代わりにこのマンフロットPIXI。小型だがとてもしっかりしていてミラーレス一眼なら十分支えられる。
重心が低い(背が低いので(^_^;)、それなりに角度もつけられるため星空撮影には十分使えた。
風対策に重しをぶら下げるのは、ミニ三脚だと難しいがそのくらいだ。細引き(ロープ)などで岩などに固定すればその問題も解決するだろう。

以上、がNZ旅での主要な機材である。

ソニー純正タイムラプス撮影アプリはビミョー

α7iiを購入するまで知らなかったのだが、スマホのようにWi-Fi接続をしてアプリをインストールできる仕様である。
新しいもの好きの私は当初タイムラプス撮影アプリを購入した。1.028円もする。

簡単にタイムラプスで遊んでみたい、という場合以外には使いにくい。

タイムラプスアプリの良い点

  • プリセットが豊富なのでシーン別に設定を悩まずに撮影できる
  • カメラ本体だけで撮影→動画化してくれるので手軽
  • 一度購入すればアップデートがあり、機能改善される
  • 一般ユーザーには扱いやすい(のかも知れない)

タイムラプスアプリの欠点

  • アプリ自身がとても重たく、また設定項目が少ない(簡単なUIにするのはライトユーザーには重要だが)
  • 通常の設定画面とは別のところで動いているため細かな設定はアプリを終了させなければできない
  • アプリを終了させずに電源を切って、その後電源を入れ直すとそのままアプリが立ち上がってしまう。通常モードでの撮影をしたい場合にはそこからアプリを終了させなければならない
  • 高い!(1000円超え)
  • 当然、タイムラプスしか撮れない

本当の初心者には良いかも知れないが、せっかく自由度の高いミラーレス一眼なのに自由度の低いアプリに縛られてはつまらない。
後述するリモートコマンダーを購入するのがオススメである。

バッテリー、それが問題だ

α7系はコンパクトなため、バッテリーも1000mAhとコンパクトである。
今回のニュージーランドでの山間部では夜間氷点下にまで下がったため、撮影枚数は300枚が関の山である。
300枚では1秒24コマとしても12秒程度の動画にしかならない。せめて500枚は撮りたい。
そして1カット撮影すればバッテリ-が一つ無くなるというのは、充電できるあての無い山行では厳しい。

縦型グリップを利用すれば一度に2つのバッテリ-が利用できるが少々重たいしかさばる。

上位機のα7Riiは外部バッテリー(USB給電)での撮影にも対応しているが、スタンダード機のα7iiではそれはできない。
(そんなに製造コストに違いがあるのだろうか?)

α7系での星空タイムラプス撮影オススメ機材

α7iiを基本に今後の改善策をメモしておく。
撮影はRAWで行うのがオススメである。容量は食うけれどあれこれ調整できるので便利。

※上位機のα7Riiの場合はUSBで外部給電しながら撮影ができるらしいので下記のバッテリーシステムの代わりに、ふつうのUSB充電池で大体できるようだ。

互換外部バッテリーと給電システム諸々

ソニーNP-F960/970という大型バッテリー(6000mAh)の互換品でα7iiを動かすようにする。
標準バッテリの6倍の容量である。互換品なので実際の容量は少ないかもしれないし、寿命も短いだろうが値段は純正の8分の1である。

まずこのバッテリーのマウントするこちらを買う。

ebayで調べれば中国発送のもう少し安い品を入手できるだろうが到着まで2週間も待っていられないのでamazonである。

このマウントでDC出力できるようになる。あとはAC電源でα7を動かすためのソニーAC-PW20の互換品

を購入する。純正品の4分の1の値段な上に、ACケーブルを外せば先ほどのマウントからのDC端子を接続し動かせる。

これで1000枚以上の撮影が可能になる。また本体に触らずにバッテリー交換できるのも嬉しい。
欠点は少々かさばり、重いことくらいか。

上記3つの商品はそれぞれ2500円ほど(AC-PW20互換品のみ送料別途580円)

バッテリーの互換充電器「TOMTOP デュアルチャネルバッテリー充電器/チャージャー」も買わねば。
バッテリーの型番でググるとあちこちで出てくるので評判がそこそこのものをポチる。長期の山行だったり、寒い環境だと大型バッテリーのもちは悪いのですぐに複数必要になる。これで良いでしょう。
こちらで2,000円。

Samyang 14mm f2.8

海外のタイムラプス系サイトでオススメの韓国(!)製広角レンズ。
マウントにもよるけれどキャノンEFマウントで38,000円ほど、もちろん新品。1年ほど前までは30,000円だったとか。。

さすがにこの価格なのでマニュアルフォーカスだけれど、描写は素晴らしい。歪むし、周辺減光もするけれどそこはLightroomにプロファイルがあるので簡単に修正できる。星空ならほとんど関係ないですしね。

実際の写真はこちら。

Samyang14mm f2.8 + α7ii

Samyang14mm f2.8 + α7ii
ISO6400/20sec/f2.8


秋に撮影したものなので、今見ると恥ずかしい出来。。。本体がα7iiなのでISO6400まで上げるとちょっと厳しいネ。同じレンズで日中の写真だと
Samyang14mm + α7ii

Samyang14mm + α7ii
14mm/f16/ISO160/ 1/250sec


こちらはつい先日なのでだいぶレベルアップしている(つもり)。稜線の描写がイマイチかな、という気もするがこの日は終日晴れていたので靄っている可能性も高い。参考まで。

このレンズ少々重たくて500g。フォーカスはとても大変だけど、描写は上。すっごいフォーカス大変だけど、、、星空ならどうにでもなるので。。

マウントアダプタEFマウント→αFEマウント電子接点付き

前述の韓国製広角レンズはEFマウントなのでそのマウントアダプタをば。2000円くらいのアダプタもあるけれど、EFレンズならば今後も購入することは増えるはずなのでこちらの電子接点付き。7,000円ほど。

 以前に2,000円の安いアダプタ(FDマウント用)も購入したが、剛性感が凄い。もちろん上を見ればmetabonesもあるけれど、身の丈に合わせてこのへんで手を打つ。

・・・ってかmetabones高いな・・・・・(´・ω・`)

ロワジャパン リモートレリーズ

最後にソニーRM-VPR1対応のリモートレリーズを購入する(1,780円)

何秒おきにシャッターを切るのか、撮影開始前のインターバルなど簡単に設定でき、枚数は399枚までか、無制限に撮影できる。
欠点らしい欠点はないが、電源のオンオフがないので電池を入れっぱなしにしておくと鞄の中で勝手にピコピコ動くことがある程度か。2016/08/17追記:ロック機能がありまーーーーす!

このロワジャパンのリモートレリーズは以前にCanon PowershotG15用に購入したことがあり、使い勝手は知っていた。
純正品よりもできることが豊富で圧倒的に安い。このレリーズはそのほかのカメラブランドに対応したものを販売しているので要チェック!

レンズウォーマー

 雨が少なく湿度が低いニュージーランド(カンタベリー地方)ではまったく問題なかったが、湿度の高い日本ではレンズウォーマーは必須である。
自然豊かな環境ではすぐに夜露でレンズが曇り、数時間かけて撮影した写真の大半が真っ白、という悲劇が起こる。下記のようなレンズウォーマーでほんの少しだけ外気温よりレンズを温めてあげれば問題は解決。

 電熱線と保温素材でくるんでいるだけなので他のものでも代替できそうだけれど、面倒な方はこちらがきれいにまとまっているからいいのではなかろうか。

すべてを装備するとこちらになる。全体の重量としては1.2kgほどの増加となった。
山行では悩む重量ではある。うーむ。

タイムラプス仕様

タイムラプス仕様

大容量SDカード

NZ旅では32GBのSDカード2枚しか持ってゆかなかったのだけれど、パソコンも持ってゆかなかったので(70リットルザック一つの旅でしたので・・)少し容量が心配だった。
ましてタイムラプスだと1000枚程度はあっという間に撮影する。というわけで大容量SDカードをポチろう。

私的にはTranscend一択である。

容量が大きくなりすぎるとパソコンの読み取りが遅くなるので64GBでも良いような気もする。

バミリテープ

 今回のNZ旅では山小屋から歩いて数分のところにカメラをセットしタイムプラス撮影をした。そこで問題だったのが、カメラをセットし山小屋へ戻るまで、そして撮影途中や終了後にカメラの元へと戻る際に、ヘッドライトを迂闊に使うとせっかくの写真に映り込んでしまう。ただ歩くには目が慣れればいいのだが、黒いボディのカメラを見つけるのは大変だ。

 そこで舞台関係で「バミリ」と言われる、蓄光テープである。品物にもよるが、数十分、蛍光灯に浴びせれば3時間うっすらと光を放ってくれるテープ。これを写真に写る混まない岩やカメラに貼り付けておけば見失うこともなくなるだろう。うむ、我ながら名案!


あとは今年中にはマンフロットBefreeトラベル三脚カーボン(30,000円ほど)がほしいなーー。

こちらからは以上です。

追記:CASE RELAY(無停電USB給電システム)も便利!

こちらの記事、よく読んで頂いているのでアップデートです。
最近はこちらのCASE RELAYもよく使われています。市販のUSBバッテリーを使えるのが良いところでしょうか。

タイムラプスですと数時間撮影はざらにあり、その間にバッテリーがピンチになることもしばしば。
そんな時にこのCASE RELAYを使うとバッテリーを内蔵しているのでカメラ本体の電源を落とすこと無く、USBバッテリーを交換することができます。

USBバッテリーを利用する方が汎用性は高いので今後はこちらのほうが良さそうです。

※α7iiでCASE RELAYを利用する場合は、前述のac-pw20(DCカプラ)も必要となります。

「良い機材を使うことが良い写真を撮ることでも無いのだよ・・・」
と、うそぶきたいところですが、やはり新しい機材は気になりますね。

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
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