オススメ映画「ラサへの歩き方」美、純粋、笑、そして祈り

映画「ラサへの歩き方」at 札幌シアターキノを観てきた。
結論から言うと、めっちゃオススメである。

バタバタドラマティックな展開が好みな人にはまったく向かない大人向きではある。

あらすじ


 チベットの小さな村の村人11人(じーさま、子供、妊婦含む)が1200km離れた聖地ラサへ徒歩で、しかも五体投地という祈りをしながら旅をする。
 チベットは中国の奥の方で中国に支配されてて・・程度の認識しか無かったけれどこれほど美しい景色が広がっているとは考えもしなかった。単純な景色だけではなく、チベット仏教の巡礼のピュアさ。
 ただ村の風景と巡礼だけを見ているとはるか昔のどこかの物語のようだが、荒野を走るアスファルトの道路を彼らは歩き、すぐ隣を大型トラックが走り抜けてゆく。
 伝統にならった巡礼の姿と、観光地と化している(らしい)ラサをゆく人々の対比が面白い。
 そしてラサでも旅は終わらない。さらにそのさき聖なる山カイラスへ。山に近づくにつれ雪がふり、荷物をひいていたトラクターも姿を消す。そして・・・
公式HP
FBページ「ラサへの歩き方」

感想(少しネタバレ)

 終盤に亡くなった叔父さんを高台に置き、お経をあげるのは鳥葬されるということだろう。川喜田二郎のネパール関係の本を少し読んでいた経験があったおかげか、チベット仏教の知識がありわかったこと。基本的に説明は少ない。とても少ない。それでいい。

 公式サイトの制作ノートによると、1年間かかった撮影は脚本は無かったそうである。監督自身も撮影しながらこの映画がどのような展開を迎えるのかわからずに撮りつづけた。旅をする出演者たちは、ほんとうに現地の村の人々。それぞれが自分自身を、さほど作ること無く演技している。誰もがほんとうにいい味を出していて、プロの役者のような存在感があるのだけれど、どうやら素でその存在感や魅力がある。

ぼくは元々こっちよりの人間で、10年ほど前に四国巡礼をしたことがある(自転車だったけどね!)。スペインの巡礼路サンチャゴ・デ・コンポステーラも来年あたりゆきたく思っている(特にどれかの宗教にハマっているわけではない)。この映画を観ていて、心が磨かれるような、そんな気分になれた。早速今朝から自分の暮らしの贅肉や雑念を無くすために行動を起こしている。

 人生に影響を与える映画は、きっといい映画だ。

今年見た映画

なにせ北海道の田舎住まいなので映画館は遠い。。ミニシアター系なんて札幌にしかないので片道二時間だ(´;ω;`)
それでも、見にゆくさ。
「レヴェナント」「シンゴジラ」「ラサへの歩き方」
※黒歴史「Xメン」は本当に本当に過去ワースト5に入るくらいにつまらなくて途中で帰った(笑)

これから見る映画

以下は北海道ではすべてシアターキノで上映

「フォトグラファーズインニューヨーク」

「写真家ソールライター」

「もしも建物が話せたら」

「Listen」

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
詳細プロフィール

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