北海道羊蹄山の天の川2016夏 α7ii + Samyang 14mm f2.8

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春に旅したニュージーランド旅以来、星空写真はたくさんの人に喜んでもらえるし、楽しいなとマイブーム。

夏の間、新月が近づくと天気予報とにらめっこをし、日中の仕事を終えてから車を走らせるという日々が続く。眠い、眠いぞ。そんな戦いの日々で得た作品を紹介してみよう。

Stars above Mt.Yotei Hokkaido. from akira0gasawara on Vimeo.

※動画の前半、ワイドの部分はSamyang 14mm f2.8である。後半はα7iiのキットレンズ。

子供の頃よく遊びに行っていた婆ちゃん宅近くの丘で撮影。
当時はこんな世界が頭上に広がっていることも、そしてその風景がすばらしく、やがて失われてゆくことも考えるわけもない(だって小学生だったもの・ω・)

作品すべてはタイムラプスという手法で撮影している。
三脚にカメラをセットし、一定の間隔でインターバルで(この動画の場合)300枚ほど撮影。動画とは1秒あたり24から30枚の写真をパラパラ漫画の要領で合成したものなので、この300枚の写真をパソコンで動画へと編集する。

ぼくの場合は画質を優先するためにRAWデータで撮影しているので写真1枚で25MB。300枚で7.5GB。この夜はレンズを換えて2カット撮影したので一晩で15GB(!!)のデータをMacに取り込む。RAWデータからAdobe lightroomでJPG化し、それを動画へとくっつける。カメラの性能だけではなく、パソコンにとっても重めの作業なのでそれなりの性能が必要になる。

さらに必要に応じて、音楽をつけたり、字幕をつけたり。かつてのフィルムカメラの時代には無かった技術である。ほんの15年ほど前、デジカメが出たての頃も知っている身としては隔世の感がある。

写真はすべてISO6400という高感度で、一枚あたり15秒から20秒間光を集めている。肉眼では見えない星星も、少なからず写っている。ここは好き嫌いが別れるところかもしれない。

写真は現実を写し取るものだけれど、カメラマンの目線や考えも反映される道具である。ぼくとしては、日常のすぐそばにこのような広大な世界が広がっていることを感じ、見た人の心に何か火を点けることができれば(それがたった一人だとしても)続ける意味があるのではないかな、と信じている。

この動画の最後を締めるのに適当な言葉を探していたらサン=テグジュペリがこのように書いていた。

If you want to build a ship, don’t drum up the men to gather wood, divide the work and give orders. Instead, teach them to yearn for the vast and endless sea.
船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。

Antoine de Saint-Exupéry(サン=テグジュペリ)

Akira

北海道出身、旅と写真と山とダンス好き。
クラニオセイクラルやタイマッサージなどのセラピストとして活動しつつ、ウェブ制作も手掛ける。
旅ネタの多い、気まぐれブログ。
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